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2009.07.24
その矛で盾をついてみよ

昔から中国の故事「矛盾」のエピソードが気になる。なぜ商人はそこで矛を突かなかったのか。突いてみて初めて見えてくる世界というのがある。突かなきゃだめだ、と独りごちる。
矛盾が矛盾せずに同居しているのが、この世界ではなかろうか。アインシュタインが物理学で「光は粒子でもあり、波でもある」という言う時、この世界を過不足なく説明しているのではないか。私はあなたでもあり、樹でもあると言ってみたい。
ふと思ったのが日本には「盾」という文化がない。刀を両手で握るためだろうか。これは特異なことなのかもしれない。鎧や兜はあるが、盾はない。なぜか。調べてみる価値あり。
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