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2013.06.21
日没前日没後

キャンドル・ナイト。
こういうのは思想そのものだ。
暗闇の思想。
蝋燭の火は優しい。しみじみする。
空襲のときはこうやってみな夜を過ごしていたのかな。
視覚が使えなくなると必然、聴覚や嗅覚が鋭敏になる。
バッテリー機能のあるものは重要だ。
ノート・ブックもラジオも懐中電灯も。
この日だけは1分でもいいから、街全体の電気が消えるとおもしろいのにな。
とくに自販機は明るすぎる。防犯の役に立っているのはわかるけど。
彼岸花さん
こんにちは。
キャンドル…^^
蝋燭の灯りはいいですね。少しの風にも炎が揺らぐ。
じっと見つめていると、こちらの感情の揺らぎに応えてくれている
ような気がしてきます。
蝋燭の炎を人の命の短さ儚さの例えに使う気持ちがよくわかる。
暗闇がくっきりとする。でも、その暗闇も現代の灯りがonとoff
でしかないのと比べ、明るさ暗さにも階層があることを思わせて
くれてどこかやさしいですね。
暗さにも何か息づいているものがあるような気にさせてくれる…。
蝋燭をふっと吹き消した時の匂いが好き。
そう言えば、蝋燭に火を灯すのは、昔ながらの燐寸の方がいいな。^^
松下竜一さん、高木仁三郎さん……
生きておいでになったら、今のこの日本をどれほど嘆かれるでしょう…
でも、彼らなら、またむくむくと立ちあがるのだろうな。
バッテリー機能のあるもの…
心がけが悪く、計画停電になった時、古い蝋燭一本があるだけで、
昔のカセットラジオはなんとでかい単一乾電池が8個も入れなければ使えず、
携帯もその頃は持っていなかったので本当に困りました。
懐中電灯はあったけれど、その時点では計画停電というものが
いったいいつまで続くのかわからなかったし。街からさあっと電池が消えた。
湯たんぽを入れようと、お湯を沸かすガスの青い火を、寒さに震えながら
見つめていましたっけ。炎というもののありがたさを実感しました。
キャンドル…^^
蝋燭の灯りはいいですね。少しの風にも炎が揺らぐ。
じっと見つめていると、こちらの感情の揺らぎに応えてくれている
ような気がしてきます。
蝋燭の炎を人の命の短さ儚さの例えに使う気持ちがよくわかる。
暗闇がくっきりとする。でも、その暗闇も現代の灯りがonとoff
でしかないのと比べ、明るさ暗さにも階層があることを思わせて
くれてどこかやさしいですね。
暗さにも何か息づいているものがあるような気にさせてくれる…。
蝋燭をふっと吹き消した時の匂いが好き。
そう言えば、蝋燭に火を灯すのは、昔ながらの燐寸の方がいいな。^^
松下竜一さん、高木仁三郎さん……
生きておいでになったら、今のこの日本をどれほど嘆かれるでしょう…
でも、彼らなら、またむくむくと立ちあがるのだろうな。
バッテリー機能のあるもの…
心がけが悪く、計画停電になった時、古い蝋燭一本があるだけで、
昔のカセットラジオはなんとでかい単一乾電池が8個も入れなければ使えず、
携帯もその頃は持っていなかったので本当に困りました。
懐中電灯はあったけれど、その時点では計画停電というものが
いったいいつまで続くのかわからなかったし。街からさあっと電池が消えた。
湯たんぽを入れようと、お湯を沸かすガスの青い火を、寒さに震えながら
見つめていましたっけ。炎というもののありがたさを実感しました。
2013/06/22 Sat 16:39 URL [ Edit ]
fukashi
彼岸花さん
蝋燭で一夜を過ごすと、現代の時間の早さに気づかされますね。蝋燭の光では広範囲に広がらないため、歩行などもゆっくりになります。なにもかもスローです。
このテンポの早さが誤謬のひとつなのでしょう。
彼岸花さんのおっしゃるとおり、われわれは明暗のグラデーションにも鈍感になっていますね。蔵や土蔵といった暗い場所もなくなりました。谷崎の『陰翳礼讃』を読み直したくなりました。羊羹のくだりが好きです。
蝋燭で一夜を過ごすと、現代の時間の早さに気づかされますね。蝋燭の光では広範囲に広がらないため、歩行などもゆっくりになります。なにもかもスローです。
このテンポの早さが誤謬のひとつなのでしょう。
彼岸花さんのおっしゃるとおり、われわれは明暗のグラデーションにも鈍感になっていますね。蔵や土蔵といった暗い場所もなくなりました。谷崎の『陰翳礼讃』を読み直したくなりました。羊羹のくだりが好きです。
2013/06/24 Mon 15:34 URL [ Edit ]
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