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2011.07.12 ゆるめる夢
献血ルームで包丁を持った男に刺されて流血して輸血とはどげえなってる。


部屋が暑くても空気の流れさえあれば、なんとか凌げることに気づく。
電力会社のための節電はしない。あくまで自分のため。


最近は人間について考える。
わかりあえるなんてとうていありえないことをうけいれたうえで。
部下への叱り方がひどい上司がいて、かれは何十年も商売をやっているのにひとりの部下もまともに育てていない。みな彼の元を離れていく。相手の自尊心をボロボロにするまで叱る。
どんなに優秀だとしても、だれが彼を評価するのだろうか。
人は何で商売するかというより、誰と商売するかというところが多分にあるなあ。


いまおかしんじ監督の「おじさん天国」がAVコーナーに何気に置いてあったので借りる。
素晴らしい。あらゆるゆるさが気持ちいい。
おじさん役の下元史朗の夢見る身体がいい。ボルヘスの実写。
この映画は彼の夢をずっと見ていたような。現実を浸食する夢。
直立での歌劇シーンに泣けた。
なんだこの満ち足りた感じは!幸福とか不幸とかどうでもよくなる映画。
「若きロッテちゃんの悩み」も見よっと。


自分の見た夢について語ることはとてつもなく重要な事かもしれないとこの映画を見て思った。
こん世界に爆弾投げ込むのとおんなじ。
明恵という鎌倉時代の僧は19歳から60歳で死ぬその前年まで夢を記述し続けた。
自分はすぐ忘れてしまうけど。訓練しだいか。
孤立する上司に自分の見た夢を語ってみようか。


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