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2011.04.12
引用いくつか

「PTSDは被災者が”自分たちの存在が忘れられていく”と感じることと深い関係がある」中井久夫
500人いるところに300枚の毛布しか来なかったとき、担当者は平等の原則から結局誰にも毛布を与えない事を選択したらしい。避難所ごとに毛布を配布するという一段大きな平等が自壊した。毛布が綿菓子のようにちぎれればよかったのか。そのもう一段上に僕が今日も毛布の中で寝ることがある。
パトカーも平等に横転している写真を見ると、自然の「大きさ」にあらためて目を見開かれる。
新しい制服、新しいスーツのつや。
今はなぜか四月だ。
「この新しい法権利はつぎのように設立されます。生きさせる権利、死ぬにまかせる権利」フーコー
「死ぬリスク、全体的な破壊に曝されること、これがナチの根本的な服従義務のなかに、そしてその政治の本質的な目標のなかに組み込まれていた原理の一つです」フーコー
「今日も他の日々と同じような一日であるか、むしろ他の日々とまったく同じということはない一日なのです」フーコー
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