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2011.03.18
これでいいのだ、と呟いて

なにかいつもと違って緊張しているように思える。
とても揺れ続けている。
戦時中ってこんな感じだったのかと思う。
1週間まえのことをなんとか思い出す。
大相撲の八百長問題とかKARAの解散騒動とかリビアとか長友の活躍とか。
1週間前がすごく遠い。
小向美奈子に「さん」がついていた。1週間前に戻れたような気がした。
一瞬、現実逃避。ん?現実?
ディズニーランドと液状化は似合いすぎている。
仕事で九州電力に行ったら、とても暗い雰囲気だったと、
思ったら、室内照明の光量を落としていた。
Mステまで暗かったのは、ほんと悪い冗談かのようだった。戦時下。
いろんな問題が議論されている。
みんな問題が好きだ。問題を軽視するやつはヒコクミンのように扱われる。
花粉症問題も辛い。
花粉症と放射能は似ているか。
なぜだかわからないが哲学書が異様に読みたくなっている。
ほんとにヘタレだと思う。
本棚にあるものをあさる。
詩のように読む。
子宮検診を今度受ける女性社員から触診ってなにするんですかと聞かれる。
普通に答えそうになる。
放水という作業は素人でもできるのだろうか。
ブログやツイッターを見ると、自分が志願してやってもいいという意見がいくつか見られる。
こういうのを何権というのか。特攻権?聞いたことない。
こういう志願をする権利は認められてないだろう。
「わたしは絶対志すなんていうことはしません。志したことなんて一度もありません」大島渚
非常時とツイッターはとても呼吸がいいが、まだ始めてません。
原発は長い間テレビなどで論じられるのはタブー扱いだったため、
急にこうしてオープンになると、どぎまぎしてしまう。
今日からAVのモザイクはなしです、なんていう日があるんだな。
ほんとにどうかしてるぜっ。
映画監督の森崎東は共産党での体験を通じて、
この世界がすべて冗談に見えて仕方がないという話を思い出した。
大西巨人の『神聖喜劇』を偉大な冗談として読む。
わたしは人がなにを言ったかということを異様に記憶しているようだ。
ああ、このところただ言わされている、行動を強制されているままだ。
真面目って恐ろしい。真剣になっていいけど、真面目はいかん。
湾岸戦争の報道が流れるラジオの前で、
ただひたすらにマルメロの果実と向き合って画を描き続けた
画家を描いたエリセの「マルメロの陽光」のDVDが急に見たくなって、
あたりを探すも見つからず。明日買いに行こう。まさか品薄にはなっていまい。
買った瞬間に出てくるパターン。
「彼は、世界を救済し、失われた幸福を再びこの世にもたらすことを自分の使命だと確信している。しかしそれが実現されるためには、彼があらかじめ男性から女性に性を転換させておかなければならないと、考えている」『自伝的に記述されたパラノイア(妄想性痴呆)の一症例に関する精神分析的考察』フロイト
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