fc2ブログ
nuko


ありえない形に庭の草々が風になぎ倒されている。
ちらほらと雪も降り始めた。
正月はやはり晴れて風なしが一番いいのだが。

完璧な夕日が窓に当たっている。
こうしてみると、窓が汚れているのに気づいたが、見なかったことにする。

今年を振り返るも12月中のことしか思い出せないので、
手帳をめくってみると、映画とテクストへの新たなる開眼があった。
もう少しで死んでいたような体験もあった。
仕事も充実していたように思われる。


たくさんのご訪問に感謝です。
ブログを見てる人も見てない人もみなさまよいお年を。



佐々木中『切りとれ、あの祈る手を』を年末に読めたのはすばらしい革命だった。
熱情がわがたましいに宿った。
たとえば、付箋したところ。
「何故われわれはこのように文学を貶め、文学部を大学から追放しようとしているのか。何故文学者みずからが文学をこれほどまでに蔑んでいるのか。それは、まさに文学が革命の潜勢力を未だ持ち続けているからです。だからこそ、彼らはそれに怯えているのです」


Secret

TrackBackURL
→http://1000plateaux.blog40.fc2.com/tb.php/592-06109cfa