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2010.09.12
前方への逃避

山に登ったら、頂上はすっかり秋めいていて、
流行を先取りしたみたいに、だれかに自慢したくなった一瞬。
小さい秋というより大きい秋を見つけたというより、見てしまった。
写真は全然関係ない。
いろんなことがありずぎて興奮したのか今日は3時とかに目が覚めてしまう。
もうちょっとやそっとでは眠れない。
こういうときは軽作業が向く。
平凡な生活を送っていると、一日に起こる出来事の質量はだいたいこの程度みたいなものが決まってきて、そういうのを平和とか安定したとか呼ぶのかもしれないが、それは欺瞞で実際はよくよく見てみると、かなりスキャンダラスな天国と地獄が日常の端々に現れ出ているのに、たまに気づいて慄然とする。
この脅かしが私を駆動させる唯一のもの。
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