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2010.06.02
薫れよ風よ永遠に

mange.
ストレートにローマ字で読むとやばいが、最後のeの上にアクサングラーブが彫られてあるので、フランス語でマンジェが正しい読みだろう。汗
京都で見かけた小粋な料理屋。
木製看板ばかりの京都でモダンさを失わない表現。和瓦とも響き合っていた。
完璧な一日。
寒くも暑くもなくて、過剰なものも欠けているものもなくて、
でも球体に閉じたような調和ではなくて、
どこまでも開放系で、永遠がそこかしこに転がっていて、
ただただ風にふかれていたかった
空気も甘い味が一日中していた
ほんとにあれを見ても これを見ても永遠性が宿っていた
じぶんだけが有限性のただ中に取り残されていた
だから永遠がわかったんだ
こんな一日は年に数日しかないよなと思う
すばらしい
尾崎放哉が恋しい
乞食の児が銀杏の実を袋からなんぼでも出す
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