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2010.04.27
路傍

無類の節好きだったりする。
木の節は枝のあった幹の場所でもある。そこが節になる。
節(死に節)は脆い箇所なので木工家などには嫌われるけど、節そのものやその周辺の木目の渦具合など偏愛してしまう。
午前中、すさまじい豪雨。
運転していたら視界の端に道路で死んでいるねこが見えた。
死んでも生きている時と同じように毛が濡れて束になって逆立っているのが一瞬見えた。
宮崎駿の思考過程3。引用
「怒られたら、次は30cm近寄るくらいでやれ」
「映画の肌合いはまだ、おれの頭の中だけにある」
「均質な時間が流れているわけではない」
「動いているから納得できている」
「休日に働くとトクする気分になる」
「昨日やったことは全部捨てることにしました」
ジブリは130人くらいのスタッフが動いている。
でもその総指揮官たる宮崎駿も映画の全貌がつかめていなくて、そんな「どうなるかわからない」状況をスタッフ全員で共有しながら制作が進んでいる環境って、ほんと贅沢というか絶大な権力だと思う。普通嫌われてしまって信頼関係が失われる。
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