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2010.02.16
感字

日がいつの間にか長くなっている。
いつもならもう暗いはずの時刻にまだ昼のような明るさが残っている。
いつの間に気づいたら。
珈琲という漢字が好きだ。
文字の形がすばらしい。
漢字だけで既にコーヒーの薫りが鼻をくすぐってくる。
漢字は感字。
冬のオリンピックは夏のそれと比べて、速度にしろ高さにしろ人間の身体的耐久力の限度を超えている競技が多い。スキージャンプとか高さは30m以上もあるところから滑降するんでしょ。雪と傾斜で落下の衝撃が前進力に変わるのだろうけど、自殺行為のように見えてしまう。一歩間違えれば死ぬだろこれ、という競技が冬のオリンピックには多い。
4年後また頑張ってくださいと、レポーターはよく平気で言えると思う。残酷すぎだ。
上京した頃、東京の人は冬はスキーやスノボーを楽しむ人が多くて、雪山が近くにない九州人の自分はよく取り残されていたことを思い出す。
雪が白い色でよかったです。
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