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2010.02.11
エナジーフロー

ちょっとだけ仕事をしたちょっとだけの祝日。
傘は使っているうちにだらしなくなってくる。
新しい傘はパリッとしていて気持ちがいい。
雨の日が楽しくさえある。
野口春哉氏の創始した整体では人間をその身体の特徴から〈体癖〉と呼ばれる12種に分類する。これは意識以前の気の動き方、つまりエネルギーの集中と発散の仕方には個々人の特性があり、たいていの場合、私も含めてだが自分のエネルギーの正しい流れ方、発揮の方向性を理解していない場合が多い。外に出て元気が出る人もいれば、内に籠ることで元気が出る人もいる。短時間の睡眠で充分な人もいれば、長めにとることで充実感を得る人もいる。多くの精神、健康関連の本はすべてを一概に語ってしまっているので混乱が多く個々の身体からの視点がない。たとえば長時間の睡眠の是非などそもそもなく、ただあるのは体癖にあった形式なのだ。
「体癖というエネルギー特性を抑えつけるのではなく、活かす方向でしか人は元気になれない」片山洋次郎
自分がどの種の体癖に当てはまるのか、これがけっこう難しいのだが、この分類の仕方がひとつの野口整体思想の結晶というべきか、非常におもしろい。たとえば自分の場合は4種かなと思う。4種は好きな環境に置かれるとエネルギーを発散する。感情が表面化しにくく生理的な面に影響する。涙が出ると発散する。落ち込んだり体調が悪いと食べられなくなる。でも2種の面も少しあるかな。2種は良い評価を受けると発散する。夢=目標があると元気。意識がつねに目の前のことよりも未来に向いている。などなど。つまり〈偶数種〉なわけだが、偶数種というのは外的条件、環境にとても影響を受ける人間である。まあいろいろ書いているときりがないけど、身体性から世界を記述しているところに深く魅かれます。
ご関心あれば、ご自分の体癖を調べてみるとおもしろいかも。複雑ですが。
↓
体癖
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