| Home |
2009.12.06
こころ
忘年会シーズンで家に帰るのが深夜になってしまうことも多々。
上司の遠藤さんは普段は仕事の愚痴とかは言わないのだけど、多く呑むと愚痴モードになって自分はいつも聞く側になって、うんうんと聞いている。いかに自分が頑張っているか。いかに自分が犠牲になっているか。そのつらさ、窮状をぼくに打ち明ける。みんな遠巻きに離れていって、自分と遠藤さんだけの世界になっていく。10代には10代の課題があり、50代には50代の課題があることがわかる。いろんな愚痴を吐き出した後、マイクを握った遠藤さんは中島みゆきの「ヘッドライト・テールライト」をいつも歌う。またかという感じが少しだけした。でも今日はその歌詞の繰り返される「旅は~まだ終わら~ない♪」というところで、自分はちょっとうるっときそうになった。こころに届いたものがあったのだろう。しんみりした空気になったので、40代のホステスさんに絢香の「みんな空のした」をリクエストしたら、半端なくうまくて余計泣きそうになって、余計しんみりしてしまった。
会が終わって、店の外に出ると。深夜の冬の空が広がっていた。
予想していた以上にぐっと冷え込んでいて、体を小さくする。
呑み会のあとに広がる夜空は、なぜかいつも途方もなくきれいに見える。
夜空の澄んでいる感じが、じぶんの眼が澄んでいるように思える。いや同じ事なのだ、それらはきっと。
けど20代で見えた空と30代で見ている空は全然違うように思える。けどけどみんな空の下にいる。というようなことを考えていたらまた泣きそうになって、じぶんは泣き上戸系なのかと今頃きづいた。
上司の遠藤さんは普段は仕事の愚痴とかは言わないのだけど、多く呑むと愚痴モードになって自分はいつも聞く側になって、うんうんと聞いている。いかに自分が頑張っているか。いかに自分が犠牲になっているか。そのつらさ、窮状をぼくに打ち明ける。みんな遠巻きに離れていって、自分と遠藤さんだけの世界になっていく。10代には10代の課題があり、50代には50代の課題があることがわかる。いろんな愚痴を吐き出した後、マイクを握った遠藤さんは中島みゆきの「ヘッドライト・テールライト」をいつも歌う。またかという感じが少しだけした。でも今日はその歌詞の繰り返される「旅は~まだ終わら~ない♪」というところで、自分はちょっとうるっときそうになった。こころに届いたものがあったのだろう。しんみりした空気になったので、40代のホステスさんに絢香の「みんな空のした」をリクエストしたら、半端なくうまくて余計泣きそうになって、余計しんみりしてしまった。
会が終わって、店の外に出ると。深夜の冬の空が広がっていた。
予想していた以上にぐっと冷え込んでいて、体を小さくする。
呑み会のあとに広がる夜空は、なぜかいつも途方もなくきれいに見える。
夜空の澄んでいる感じが、じぶんの眼が澄んでいるように思える。いや同じ事なのだ、それらはきっと。
けど20代で見えた空と30代で見ている空は全然違うように思える。けどけどみんな空の下にいる。というようなことを考えていたらまた泣きそうになって、じぶんは泣き上戸系なのかと今頃きづいた。
| Home |