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2009.05.22
高熱の効用

新型インフルエンザでてんやわんやの日本。
パニック体質というか、目に見えないものに非常に弱い。
騒がないことで発生する責任のリスクの方が怖いのか。
誰か、はっきりと「問題なし」と言えないのか。
話は少し逸れるが、高熱が出ると苦しいもので、どうしてもすぐ解熱剤などを服用して熱を下げようとするが、薬で熱を叩いてしまうのはよくないのではないかという説を私は信じている。
熱や風邪といったものは、それが起こることに体の必然がある。
体調のバランスをあえていったん崩すことで、正しく修正しようとする働き。野口整体などは風邪は経過するものとして、薬などで手早く治すことの安易さに警鐘を鳴らしている。
高熱というものも、ガン細胞を殺す役割があるのではないかとも言われる。
そういえば予備校時代、東洋医学を信奉する中国語ベラベラの漢文教師が「僕は風邪をひいても薬は飲まないんです」と言って、ゲホゲホ咳をしながら授業をし、生徒に風邪をうつしまくっていたのを思い出した。
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