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2009.10.15
きょうの気候とか太陽とか

今日は燃えるゴミの日のため朝、ゴミを出すため外へ出る。
ゴミ捨て場は近いから半袖半パンの無防備な格好で出たら、かなり寒かった。
ゴミ捨て場の近くに、ちょうどマンションと戸建の狭間にぽっかりと空いたスペースがあって、今の時期はちょうどここから太陽が昇ってくる。
今日の太陽は強かった。
圧倒されたほどだった。
通常、朝の太陽はやさしいけど、今日のは激しいというか強く燃え滾っていた。
メラメラとかバチバチとかいう音が聞こえてきそうなくらい。
そんな強い太陽と対峙した時に、なにか自分の汚いもの負のものが焦げて消えていったような気がした。
柔らかないつもの朝の太陽はじんわりと人の背中を押す肯定感があるけど、今日見た太陽は背中をドンッと叩かれるような非常に人を積極的にさせるような燃え方をほんとうにしていた。
それでカメラに写そうと家に帰って、また元来たところに駆けたが、ものの数分で太陽の表情がいつもの穏やかなものに変わっていた。
以前、施設にある巨大な天体望遠鏡で太陽を見たとき、なんか見てはいけないものを見てしまったような、こんな物体が現にこの世界にあって地球と密接に関わっていることにうまく認識がついていかなかった。しかも太陽は地球がなくても平気かもしれないが、地球は太陽がないと立ちゆかなくなってしまう絶対的な対称性にもあらためてビビるのだった。
地球の気候の変動は人為的なものによって大いに影響を受けるわけだけど、太陽ってそんなことともなんも関係がないことに、あらためてその絶対性に考えさせられる。
日中は空気は冷たいのに、陽光は暖かいみたいな4月っぽい日だった。こんな日に間違えて桜が咲いても、その桜を笑ったりはしないだろう。
太陽の写真とか載せ続けてきて思うのは、太陽そのものよりむしろそれに照らし出されているものを撮りたいなあ、ということ。デジカメだとそのへんの具合が出しにくいのかな。
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部屋の隅に見かけない本が転がっているなあと思って見たら、もう1ヶ月以上も返却していない図書館の本だった。。
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