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2009.10.09
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陽光のぬくみがありがたい、もっと日が照ってほしいと思ったくらいに。
今日は冷えていた。
夏だと太陽の直射がキツくて避けようと無意識に影を求めるが、今日は陽光の照る方を欲していさえいた。はっきりと戻ることのない夏の終わり、秋の深まりに気付く。
あまり夏が好きでないせいか、夏の終わりにサザン的な哀愁を感じない。かなづちではないものの、泳ぎが下手で海と親しめないということも大いに 関係あるだろう。(かなづち、という表現うまいな。誰が考えたのだろう。水中に物言わず無骨に沈んでゆくかなづちのイメージが即喚起される。)
この前、会社の採用試験の際に面接官になる機会があった。
いままでは面接される方だったけど、初めて面接する側になった。
面接をする前にたいていの会社は履歴書を送付してもらうことになっている。
たかが紙切れの履歴書と思っていたけど、面接する側に立って考えるともうほとんどこの履歴書というやつで採否が決定されていると言ってもいい。
なにかこの履歴書を読むだけで、その人のすべてが分かってしまうような気になるというか、実際そうなのだ。
そして面接して対面しても、やっぱり履歴書通りのイメージというか、いい意味で裏切られることはなかった。特にあの数センチ角に貼る写真は重要でなんかもう人柄とかやる気とか全部表出している。
このたかだか写真で全部出てしまっていることに驚いてしまった。
もちろんその人が裏側でどのように生活し生きてきたかはわからないけど、でもその人の心性というか根っこのところみたいなのが、写真や顔で表現されてしまっているのだ。そこは誤魔化せない。
自分の顔に責任をもつという言葉をこの時自分はわかったような気がした。
***
久し振りの休みでしかも連休で少しテンションがあがって、ブランデーを買って飲む。
ビールはどうもあの炭酸が苦手でブランデーみたいにしっとりひっかかりなく飲めるのが好き。
といっても、酒は弱くてちびちびしか飲めないが。でも確実に体がポカポカしてくる。

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