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2008.12.17
満天の星空-1
以前に岐阜と長野の県境に程近い平湯という峠で満天の星空を見た。
ワゴンに乗っていて、ふと窓の外を見てみると、夜空がたいへんなことになっていて、思わずドライバーに無理を言って止めてもらった。
車から降りて夜空を見たら、そこには満天の星空が広がっていた。
正直な感想としては、キレイとかウツクシイとか言うよりも、「怖い」というのがまず先立った感情だった。星空を長く肉眼で眺めた方には分かると思うが、時間が経つにつれ闇に目が慣れ、見える星の数が増えてくる。真に驚愕したのはここからで、通常「地」となる闇の空間と「図」となる星の夜空に占める比率は当然「地」となる闇の空間が圧倒的だと思うが、満天の星空ではこの「地」と「図」の比率が五分五分かむしろ「図」の星の方が大きいかもしれない。月明かりという言葉があるが、星自身の星明かりが夜空を明るくしている感じ。
とにかく大げさではなく、宇宙全体の呼吸というか律動を感じる。自分もこの宇宙の一部なんだという確かな実感。自分の小ささを実感せざるを得ない「大いなるもの」「圧倒的なもの」の存在を感じること。
ワゴンに乗っていて、ふと窓の外を見てみると、夜空がたいへんなことになっていて、思わずドライバーに無理を言って止めてもらった。
車から降りて夜空を見たら、そこには満天の星空が広がっていた。
正直な感想としては、キレイとかウツクシイとか言うよりも、「怖い」というのがまず先立った感情だった。星空を長く肉眼で眺めた方には分かると思うが、時間が経つにつれ闇に目が慣れ、見える星の数が増えてくる。真に驚愕したのはここからで、通常「地」となる闇の空間と「図」となる星の夜空に占める比率は当然「地」となる闇の空間が圧倒的だと思うが、満天の星空ではこの「地」と「図」の比率が五分五分かむしろ「図」の星の方が大きいかもしれない。月明かりという言葉があるが、星自身の星明かりが夜空を明るくしている感じ。
とにかく大げさではなく、宇宙全体の呼吸というか律動を感じる。自分もこの宇宙の一部なんだという確かな実感。自分の小ささを実感せざるを得ない「大いなるもの」「圧倒的なもの」の存在を感じること。
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