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2008.12.18 満天の星空-2
ふと思ったのは、空気が今より綺麗で街明かりもなかった昔の人間は、天気が良くて空気の澄んだ夜は毎日この夜空を見ていたんだろうな、ということで、となると同じ「夜」と言っても現代人と昔の人がイメージする「夜」は全く別物で、当然世界観も全く違うものに依拠していることになるだろう。変な言い方だが、昔は今より「夜」はより「夜」で、「昼」はより「昼」だったのだ。

あの日以来、満天の星空を目にしていないが、人口灯に照らされたあんまり星の見えない夜空を見ると、その背後に輝く満天の星たちを想像している。星たちに見られているという視線を獲得したのかもしれない。

人間も自然の一部に過ぎないという環境教育をするなら、満天の星空を見せればいいと思う。


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