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2008.12.30
フィルムは世界と感応する
大分在住の写真家船尾修氏の写真集「カミサマホトケサマ」を見る。
この写真集は大分国東半島に根付く神仏習合の文化を大文字ではなく、小文字から丁寧に拾い上げていった作品で、ガイドブックでは取りこぼしてしまう世界を開示してくれる。ただ惜しむらくは写真集のサイズが小さいことで、せめてA3くらいで見たかった。
今回この写真集を見てあらためて思ったのが、フィルムの質感の唯一無二の素晴らしさで、ここ最近デジカメに慣れてしまったこともあって、フィルムの素晴らしさを忘れていた。
デジカメはやはり「情報」以上のものにはなり得ず、フィルムは「生」や「死」「永遠」といったものを、はっきりと刻印する。
この写真集は大分国東半島に根付く神仏習合の文化を大文字ではなく、小文字から丁寧に拾い上げていった作品で、ガイドブックでは取りこぼしてしまう世界を開示してくれる。ただ惜しむらくは写真集のサイズが小さいことで、せめてA3くらいで見たかった。
今回この写真集を見てあらためて思ったのが、フィルムの質感の唯一無二の素晴らしさで、ここ最近デジカメに慣れてしまったこともあって、フィルムの素晴らしさを忘れていた。
デジカメはやはり「情報」以上のものにはなり得ず、フィルムは「生」や「死」「永遠」といったものを、はっきりと刻印する。
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