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2009.02.21
世界のふくらみ、たわみ、はじけ
この前、会議で知り合った市議候補の人と電車で一緒に帰っていて
いろんな世間話をしている時に、彼がこんな話をした。
「僕は50才を越えているけど、今でも弟と仲がよくてしょっちゅう連絡をとりあっているんだ。この絆の深さはなんだろうとある時、考えていたら、子供の頃に二人がある決定的な共通の体験をしたことによるんじゃないのかと思いあたったわけ。それは信じないだろうけど、二人でUFOを見たんだ。夕方、太陽が沈みかけている時間帯、僕は丘の上にいて目の前をゆっくり通り過ぎるUFOを見た。窓もはっきり見えた。そして弟は学校帰りで自転車で丘を駆け上がってくる途中だった。お互い別の場所で同じUFOを見たことになる。弟は死にそうな顔をして丘を自転車で全力疾走で駆け上がってきた。その表情で彼もUFOを見たことはわかった。まだUFOという名前もなかった頃だよ。後知恵であれはアダムスキー型だということがわかったけど」
彼のキャラクターから僕を騙そうとか、面白がらせようとして作り話をするタイプの人間ではないことがわかるので、おそらく彼のUFO体験は本当なんだと思う。そうすると、私の前提とする「世界」のイメージがあっさりと崩壊し、別の深淵が顔をのぞかせてくる。
「科学」もまたひとつの壮大な仮説で、この世界は無限の仮説でなんとか世界の顔をしているのだろう。
いろんな世間話をしている時に、彼がこんな話をした。
「僕は50才を越えているけど、今でも弟と仲がよくてしょっちゅう連絡をとりあっているんだ。この絆の深さはなんだろうとある時、考えていたら、子供の頃に二人がある決定的な共通の体験をしたことによるんじゃないのかと思いあたったわけ。それは信じないだろうけど、二人でUFOを見たんだ。夕方、太陽が沈みかけている時間帯、僕は丘の上にいて目の前をゆっくり通り過ぎるUFOを見た。窓もはっきり見えた。そして弟は学校帰りで自転車で丘を駆け上がってくる途中だった。お互い別の場所で同じUFOを見たことになる。弟は死にそうな顔をして丘を自転車で全力疾走で駆け上がってきた。その表情で彼もUFOを見たことはわかった。まだUFOという名前もなかった頃だよ。後知恵であれはアダムスキー型だということがわかったけど」
彼のキャラクターから僕を騙そうとか、面白がらせようとして作り話をするタイプの人間ではないことがわかるので、おそらく彼のUFO体験は本当なんだと思う。そうすると、私の前提とする「世界」のイメージがあっさりと崩壊し、別の深淵が顔をのぞかせてくる。
「科学」もまたひとつの壮大な仮説で、この世界は無限の仮説でなんとか世界の顔をしているのだろう。
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