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2009.04.18
正中線

昔のマラドーナのプレーを見ていたら、ボディバランスが気持ちが悪いほど完璧で、どのような状況に置かれようとも体軸がまったくブレていない。地面やボールが体にくっついているようだった。
選挙の手伝いで一日5,6時間歩いたら、膝が痛くなって歩けない日があった。病院に行って見せたところ、体の中の筋肉が鍛えられていないと言われた。筋肉は内側が大事なのだ。
われわれは整地されたフラットなアスファルトの地面ばかり歩いているが、これではボディバランスは磨かれない。山道を歩くと、木の根や石ころなどがゴロゴロしていて平坦ではないが、このような不安定な道を歩くことで、体内筋やバランス感覚が鍛えられ免疫力も高まるという。
そういえば、山仕事を常とする知り合いのおっさんも、どんな不安定な山道でも体の正中線がブレず、こけそうになっても起き上がり小法師のように、センターを取り戻すのであった。
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