2011.06.29
あおぞらサロン
「人はなんでこう、人を見捨てるんだろう」東浩紀
いまさっき家が揺れた。
ついに伊予灘にも。
わざとか活断層の上に建っている伊方原発。
上階の子どもがジャンプしたのかと思った。
飲食店の裏戸。青空の下、ゴミ袋に穴をあけて頭を出し、
上司らしき人に青年が散髪してもらっている幸福な光景を見た。
カットする人もカットされる人もこれ以上にないほどの笑みを浮かべていた。
散髪というのは身を委ねる意識がその根底にあるから、
美容室以外での散髪の光景は、その背後に幸福な信頼関係が浮かび上がるのだろうか。
いまさっき家が揺れた。
ついに伊予灘にも。
わざとか活断層の上に建っている伊方原発。
上階の子どもがジャンプしたのかと思った。
飲食店の裏戸。青空の下、ゴミ袋に穴をあけて頭を出し、
上司らしき人に青年が散髪してもらっている幸福な光景を見た。
カットする人もカットされる人もこれ以上にないほどの笑みを浮かべていた。
散髪というのは身を委ねる意識がその根底にあるから、
美容室以外での散髪の光景は、その背後に幸福な信頼関係が浮かび上がるのだろうか。
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2011.06.28
タイトルはない
雑草の氾濫はひとつの教訓である、と言ったのはドゥルーズだったか。
葉脈状にひろがる長崎の坂、裏路地の風景が脳内で反復される。
何度も何度も。
自分はつくづく視覚の人間だと思う。
人の名前は忘れても顔とか身振りや空気感とか絶対忘れない。
漢字とかも意味よりもその形状で覚えている。
小島信夫の『別れる理由』を就寝前に読んでいる。
こんなことを書いたらファンに怒られそうだが、
なにか電波系と呼ばれる文章を読んでいるときに感じるのと似たヤバさがある。
これが世界性を同時に獲得していることが恐ろしい。
4人しか入らない部屋に100人入れ込んで部屋がぶっ壊れたような小説、というような書評があった。
こんなこと書かれたら読みたくなる。
おととい発狂とか正常とかについて深く考えさせられる出来事があったが、
いまはうまく書けないので、また後日書きたい。
もう夏が近い。
少数派の諸君
作家矢作俊彦と菅直人
葉脈状にひろがる長崎の坂、裏路地の風景が脳内で反復される。
何度も何度も。
自分はつくづく視覚の人間だと思う。
人の名前は忘れても顔とか身振りや空気感とか絶対忘れない。
漢字とかも意味よりもその形状で覚えている。
小島信夫の『別れる理由』を就寝前に読んでいる。
こんなことを書いたらファンに怒られそうだが、
なにか電波系と呼ばれる文章を読んでいるときに感じるのと似たヤバさがある。
これが世界性を同時に獲得していることが恐ろしい。
4人しか入らない部屋に100人入れ込んで部屋がぶっ壊れたような小説、というような書評があった。
こんなこと書かれたら読みたくなる。
おととい発狂とか正常とかについて深く考えさせられる出来事があったが、
いまはうまく書けないので、また後日書きたい。
もう夏が近い。
少数派の諸君
作家矢作俊彦と菅直人
2011.06.26
フォーカスのずれた景色
上司の遠藤さんと繁華街で呑んだ。
唐突な梅雨の晴れ間の時だけ、いまが最も日が長いことを知らされる。
午後七時をすぎても、まだ明るく、
日が沈んでも、名残りの光があたりを明るませ、
呑み屋の窓から湿り気をおびた風が入ってくる。
そんなときにギョーザに壜ビールを痛飲する幸福。
深く酔うと時間が静止する。
永遠に日が沈まないかのような。
流れているテレビの声も遠い。
遠藤さんの愚痴もずっと同じ内容の繰り返しになっている。
愚痴ることで胸がすっとする回路が自分にはないが、
すべてが冗談に見えるという回路は年々磨きがかかっている。
外へ出たら、薄闇ですっかりネオンが瞬いている。
ネオンというのは、酔ったときの世界を想定してつくられていると思った。
酔うとネオンの輪郭が甘くなって、赤や黄色の電飾が今日の生を祝福してくれているかのような感覚にとらわれる。そうすると別の店にもはしごしたくなる。
ボルヘスの著作がつぎつぎと岩波から刊行されているのも生の祝福に近い。
上階の若夫婦がベランダの鯉のぼりをやっと片付けた。
唐突な梅雨の晴れ間の時だけ、いまが最も日が長いことを知らされる。
午後七時をすぎても、まだ明るく、
日が沈んでも、名残りの光があたりを明るませ、
呑み屋の窓から湿り気をおびた風が入ってくる。
そんなときにギョーザに壜ビールを痛飲する幸福。
深く酔うと時間が静止する。
永遠に日が沈まないかのような。
流れているテレビの声も遠い。
遠藤さんの愚痴もずっと同じ内容の繰り返しになっている。
愚痴ることで胸がすっとする回路が自分にはないが、
すべてが冗談に見えるという回路は年々磨きがかかっている。
外へ出たら、薄闇ですっかりネオンが瞬いている。
ネオンというのは、酔ったときの世界を想定してつくられていると思った。
酔うとネオンの輪郭が甘くなって、赤や黄色の電飾が今日の生を祝福してくれているかのような感覚にとらわれる。そうすると別の店にもはしごしたくなる。
ボルヘスの著作がつぎつぎと岩波から刊行されているのも生の祝福に近い。
上階の若夫婦がベランダの鯉のぼりをやっと片付けた。
2011.06.25
祈りの海

研修へ長崎へ。
朝はどんより曇っていたものの、
昼過ぎに研修が終わって外へ出たら、
これぞ夏という光線が風景をあぶり出していて、
思わずテンションがあがった。
梅雨の長い茫漠とした風景に飽きていたのかもしれない。
午前と午後とで世界の顔が違っていた。
夏の強い光線は光か影かどちらかにはっきりと風景を分ける。
物が熱を帯びた光そのものになる。
光がなければ照らされる対象は見えない。
でも光がありすぎると、対象そのものが光になっていくような。
このような光線に身体が飢えていた。
見えすぎる世界に興奮した。
度を調整した眼鏡をかけたかのような。
会いたい人もいたが、とんぼ帰りなため自由な時間がなかった。
バスに乗るまでのわずかな待ち時間を利用して少し街を歩いた。
長崎の坂は素晴らしいというか凄まじい。
東京の坂は一本調子だけど、長崎のそれは割れている。
坂の中に坂がある。
ひとつの坂の終わりがまた別の坂を呼び出したり、
坂そのものの中に複数の坂というか、ベクトルの違う傾斜が混じっている。
これって街全体がまるで荒川修作の設計したテーマパークのようだよ。
熱射のなかを歩き続ける。
坂から坂へ、階段から斜面へ、傾斜から坂へ。
心地よく平衡感覚を喪失する。
壁を歩いているんじゃないのかとふと思ったりする。
不意に原爆の痕跡や幕末、キリスト教の史跡と出くわす。
猫が多いのも素晴らしい。
上司の遠藤さんは僕に付き合いきれず、いつの間に涼しい駅ビルのなかに消えた。
またプライベートでゆっくり来て、歩き尽くしたいと思った。
雲から抵抗へはしばらく長崎特集にします。1時間で100枚以上撮ってた。。
駅前にある「ほんだらけ」という古書店に立ち寄ったら、何気に充実していた。
昔の雑誌「遊」とかが売っていた。
地方ではこういう文化的な良心のある店は少ない。
本は心のご飯です、という店のキャッチがいい。
ここの社長の樋口道也さんはいつかテレビで出ていたな。
夢について語っていたのを思い出す。
店内の本棚を徘徊していたら、絶版となっている小島信夫『別れる理由』を発見!!
3巻セット5,000円の価格に一瞬躊躇するも、1冊約1,700円だと考えるとかなり良心的だ。
カードが使えなかったのは残念だが、思わぬ収穫。
死ぬまでに読まなければいけない本のひとつ。年内に読了したい。
おみやげに福砂屋のカステラを買って、急いで高速バスに乗り込む。
バスの中では、山田洋次の映画がチョイスされ流れていた。
絵だけを漠然と見てもわかる内容。
すべてひとつひとつが観客と作り手の談合。
これが世間で言われている、共感とか理解だとかコミュニケーションあるいは娯楽というものの中身。
これは泣けます!
芸術はコミュニケーションではない。
こういう映画の必要性は否定しないけど、病で仰臥している人間を真横で撮るショットはないのではないのかと絵を見ながら憤慨した。
バスは進む。
窓から見える外の世界は横溢する夏の光線で、どの風景も讃歌でみたされていた。
大村湾は光の粒だちでみたされ海は黄金そのものになっていた。
湾岸に沿って水量の多いまだ田植えをしたばかりの棚田や、ビニールハウスの表面、軽トラやコンバインにも数えきれないほどの光線の恩寵が降り注いでいて、それらひとつひとつを確認せずにはいられなかった。
目が焼けてもいいから、この光景をずっと見ていたいと思った。
そのときふと、失ったものも全部取り戻せるのではないのかという漠然とはしているが力強い確信がした。
あのときヘリのショットでビニールハウスがなぎ倒されていく映像のアングルといまの高速から見ている田畑のアングルが同じだからそんなことを感じたのかもしれない。それはでも簡単には反駁できない強い確信だった。
音楽とか小説とか映画がこういうところから立ち上がってほしいと思った。
そういう強い思いと平行して、いやスクランブルに長崎の坂とか原爆とか皿うどんとか研修のこととか『別れる理由』とか山田洋次の映画とか上司の遠藤さんの無関心さとか全部あった。
それ自体がとてつもなく力強いものだった。それらすべてが突如あらわれた夏の光線に貫かれていた。いやもしかしたら貫かれていたのは突如あらわれた『別れる理由』にかもしれないけど。

2011.06.21
梅雨なんだからもう
もういいかげんにしたらどうだ、と言いたくなるくらい休まず雨が降り続いている。
日中に突然あたりが暗くなって激しい雷雨になる。
闇を感知して街灯がつく。
深夜と早朝が同時に共存しているような世界になる。
可視光線の影響か、あたりはすごく青い。
映画で早朝や夕方を表現する時にレンズにかけるブルーフィルターのようだ。
映画「インサイダー」の終幕近く、アル・パチーノが海辺で電話するときのブルーをいつも思い出す。
紋切り型の雨上がりの虹が空にかかる。
だけど、何度でも心を奪われる。
一瞬のうちに輪郭を濃くし、そして曖昧に雲の中に消えて行く。
***
普通に買えば何万もするであろうセザンヌの厚い画集をブックオフで500円で買う。
セザンヌの絵を見て、社会的な記号作用から身を遠ざけたいと今は切に思う。
極端に暑くなる。
前田英樹氏の『絵画の二十世紀』にうちのめされる。
簡単にうちのめされすぎか。
これから何度でも読み返す導きのテキストとなるだろう。
これを読まずに死んではいけないという本が自分にはまだまだたくさんあるのだろうと思う。
「太陽を黄色い染みに変える画家たちがいる。が、また別の画家たちがいて、彼らは自分の芸術と知性とによって黄色い染みを太陽に変えるのである」ピカソ
日中に突然あたりが暗くなって激しい雷雨になる。
闇を感知して街灯がつく。
深夜と早朝が同時に共存しているような世界になる。
可視光線の影響か、あたりはすごく青い。
映画で早朝や夕方を表現する時にレンズにかけるブルーフィルターのようだ。
映画「インサイダー」の終幕近く、アル・パチーノが海辺で電話するときのブルーをいつも思い出す。
紋切り型の雨上がりの虹が空にかかる。
だけど、何度でも心を奪われる。
一瞬のうちに輪郭を濃くし、そして曖昧に雲の中に消えて行く。
***
普通に買えば何万もするであろうセザンヌの厚い画集をブックオフで500円で買う。
セザンヌの絵を見て、社会的な記号作用から身を遠ざけたいと今は切に思う。
極端に暑くなる。
前田英樹氏の『絵画の二十世紀』にうちのめされる。
簡単にうちのめされすぎか。
これから何度でも読み返す導きのテキストとなるだろう。
これを読まずに死んではいけないという本が自分にはまだまだたくさんあるのだろうと思う。
「太陽を黄色い染みに変える画家たちがいる。が、また別の画家たちがいて、彼らは自分の芸術と知性とによって黄色い染みを太陽に変えるのである」ピカソ
2011.06.18
手のひら
「存在とはとりもなおさず、われわれのことである。そして不在には強い不在と、弱い不在がある。弱い不在とは過去の他者であり、強い不在とは未来のまだ存在しない他者である。そして、われわれが連帯することが難しいのは、この他者と連帯することができないからである。」大澤真幸
中華店に行く。
4人の家族が黙々とラーメンや天津飯を食べていた。
父と母、成人した娘二人。
4人ともそっくりな巨漢の体躯で、娘二人は一緒に食べるのが恥ずかしそうだった。
置いてあった週刊誌を読む。
すでにジグソーパズルが誰かによって書き込まれていた。
記事の中に大企業や知識人に問うた原発推進・反対のアンケートがあった。
驚愕したのは映画監督のO林氏で原発は全停止すべきみたいなことをぬけぬけと書いていたが、彼は一時期九電の原発推進のCMにずっと出続けていた記憶が。。ネットでいろいろ調べても間違いない。転向はかまわないが、表現者ならその経過の説明責任は必要だろう。どこかでしているのだろうか。それなしでこれから何を表現しうるというのか。唖然。風見鶏。
家の周囲は田んぼがあるため、夜はカエルの合唱がすごい。
雨の日はとくに激しく、ほんとにカエルは雨が好きなんだと思う。
思わず窓を開けて聞き入る。
でも近づくと人の気配を感じるのか泣くのをやめる。
離れるとまた泣き始めた。
その日から100日
中華店に行く。
4人の家族が黙々とラーメンや天津飯を食べていた。
父と母、成人した娘二人。
4人ともそっくりな巨漢の体躯で、娘二人は一緒に食べるのが恥ずかしそうだった。
置いてあった週刊誌を読む。
すでにジグソーパズルが誰かによって書き込まれていた。
記事の中に大企業や知識人に問うた原発推進・反対のアンケートがあった。
驚愕したのは映画監督のO林氏で原発は全停止すべきみたいなことをぬけぬけと書いていたが、彼は一時期九電の原発推進のCMにずっと出続けていた記憶が。。ネットでいろいろ調べても間違いない。転向はかまわないが、表現者ならその経過の説明責任は必要だろう。どこかでしているのだろうか。それなしでこれから何を表現しうるというのか。唖然。風見鶏。
家の周囲は田んぼがあるため、夜はカエルの合唱がすごい。
雨の日はとくに激しく、ほんとにカエルは雨が好きなんだと思う。
思わず窓を開けて聞き入る。
でも近づくと人の気配を感じるのか泣くのをやめる。
離れるとまた泣き始めた。
その日から100日
あるポスターに書かれてあった言葉。
「森羅万象の外に放射能はある。」だったか
「放射能は森羅万象の外である。」
どっちか忘れたけど、どちらか。
「森羅万象の外に放射能はある。」だったか
「放射能は森羅万象の外である。」
どっちか忘れたけど、どちらか。
2011.06.14
見覚えのない街
両親が昔住んでいた場所に両親が旅行に行った。
昔住んでいたマンションがそのまま現存していたという。
そこに自分は1歳くらいのときに住んでいたらしい。
坂のある町で坂を上がりきれずにおんぶをよくせがんだようだ。
自分にはまったく記憶がないし、もちろん撮った写真を見ても思い出すものはなにもない。
でもだからといって、そこが自分とは無関係の地とは思えない。
自分の脳の記憶の中にないからといって「なにもない」とは思えない。
もちろん両親から聞かされなければ「なにもない」ものに終わってたかもしれないけど、
たとえ聞かされなかったとしても、その土地そして私とともに、ある記憶されたもののように思えてならない。おれが記憶してないとすれば、誰が記憶しているんだ。
これは単なる神秘的な空想なのか。
死んだ知人が写真のなかで笑っている。
会社の机のデスクマットにその写真は挟まれていて、いつも微笑みをたたえている。
10年以上も前の写真で、もちろんこの時かれは死ぬなんて思っていなかった。
自分の記憶にない故郷の写真と死ぬことを知らない死んだものの写真はどこか似ているんだ。
うまく説明できないけど、完全に同じことじゃないかと。
ないことがあり、あることがない。
あることがあり、ないことがない。
あくまで直感だけど。
* * *
ボルヘスの言葉をまとめたツイッターを読むと目眩がする。
「知ってほしい、あなたもある意味で死者なのだ。」
「日をへて初めて、ぼくは悟った、あの黄昏の街はやはり見覚えのない街だと。」
昔住んでいたマンションがそのまま現存していたという。
そこに自分は1歳くらいのときに住んでいたらしい。
坂のある町で坂を上がりきれずにおんぶをよくせがんだようだ。
自分にはまったく記憶がないし、もちろん撮った写真を見ても思い出すものはなにもない。
でもだからといって、そこが自分とは無関係の地とは思えない。
自分の脳の記憶の中にないからといって「なにもない」とは思えない。
もちろん両親から聞かされなければ「なにもない」ものに終わってたかもしれないけど、
たとえ聞かされなかったとしても、その土地そして私とともに、ある記憶されたもののように思えてならない。おれが記憶してないとすれば、誰が記憶しているんだ。
これは単なる神秘的な空想なのか。
死んだ知人が写真のなかで笑っている。
会社の机のデスクマットにその写真は挟まれていて、いつも微笑みをたたえている。
10年以上も前の写真で、もちろんこの時かれは死ぬなんて思っていなかった。
自分の記憶にない故郷の写真と死ぬことを知らない死んだものの写真はどこか似ているんだ。
うまく説明できないけど、完全に同じことじゃないかと。
ないことがあり、あることがない。
あることがあり、ないことがない。
あくまで直感だけど。
* * *
ボルヘスの言葉をまとめたツイッターを読むと目眩がする。
「知ってほしい、あなたもある意味で死者なのだ。」
「日をへて初めて、ぼくは悟った、あの黄昏の街はやはり見覚えのない街だと。」
2011.06.12
豪雨、蝸牛
「いま日本で一番安全な原発は福島第一原発です」武田邦彦
はげしく雨が降る。
降るというより落ちてきてる。
会社に設置した200Lの雨水利用タンクもあっという間に満タンになる。
雨は激しいものの、まだ梅雨のど真ん中という感じはしない。
なにか年々クーラーの冷気が苦手になってきている。
体に悪い感じがありありと身にしみてきている。
扇風機はいいのだけど。
AKBの選挙結果はそんなに大事なのかと思う。
即、脱原発に舵を切ったドイツはほんとに大人の国だと思う。
むこうのNABUとかのNPOってほんと凄いよ。
日本には真にNPOと呼べるものはほとんどない。
髪を切る。
いまの美容師さんとは相性がいいようで会話が苦ではない。
ぼくはどうしても社交的な上辺だけの会話が苦手で、そういうコミュニケーションを相手に合わせて楽しむことができない。でもいまの美容師さんはなんというか、仕事だから喋っている感じが希薄だから気楽なのである。こういうのって、東京の美容室ではなかったなあ。
Star Guitar
はげしく雨が降る。
降るというより落ちてきてる。
会社に設置した200Lの雨水利用タンクもあっという間に満タンになる。
雨は激しいものの、まだ梅雨のど真ん中という感じはしない。
なにか年々クーラーの冷気が苦手になってきている。
体に悪い感じがありありと身にしみてきている。
扇風機はいいのだけど。
AKBの選挙結果はそんなに大事なのかと思う。
即、脱原発に舵を切ったドイツはほんとに大人の国だと思う。
むこうのNABUとかのNPOってほんと凄いよ。
日本には真にNPOと呼べるものはほとんどない。
髪を切る。
いまの美容師さんとは相性がいいようで会話が苦ではない。
ぼくはどうしても社交的な上辺だけの会話が苦手で、そういうコミュニケーションを相手に合わせて楽しむことができない。でもいまの美容師さんはなんというか、仕事だから喋っている感じが希薄だから気楽なのである。こういうのって、東京の美容室ではなかったなあ。
Star Guitar
2011.06.08
聞こえる
上に住んでいる人は、朝6時頃起き出してバイクに乗って仕事場へと出かけている。
駐車場がすぐそばにあるから、朝はそのバイクのエンジンをかける音で目が覚める。
そうして夕方帰って、家でゆっくりしているところにまたバイクのエンジン音が聞こえてきて、駐車場に停車している。だからそういう日は彼が一日中バイクで疾駆しているように一日がつながって連続性を帯びるようにまとめられる。
ホトトギスが一日中飽きずに鳴いているのが遠くから聞こえる。
ホトトギスは他の鳥の鳴き声と違って訴求感というのか、呼びかけられている感じがする。
ウグイスやスズメなんかは、自分に向かっては鳴いていないと確信をもって言えるけど。
最近はバイクより前にスズメのさえずり、いや激しい鳴き声で目が覚めることが多い。
家の壁が極端に薄いようで、朝方の夢の中にもその鳴き声が侵入してくる。
観察するとよくわかるが、かれらは団体でいっせいに来て、いっせいに去って行く。
だから去った後の静けさはかえって耳が痛いような無音に包まれる。
すごい2ショット
シンポジウムまとめ
出演者: 磯崎新 大澤真幸 山口二郎 柄谷行人 いとうせいこう(浅田彰 岡崎乾二郎)
駐車場がすぐそばにあるから、朝はそのバイクのエンジンをかける音で目が覚める。
そうして夕方帰って、家でゆっくりしているところにまたバイクのエンジン音が聞こえてきて、駐車場に停車している。だからそういう日は彼が一日中バイクで疾駆しているように一日がつながって連続性を帯びるようにまとめられる。
ホトトギスが一日中飽きずに鳴いているのが遠くから聞こえる。
ホトトギスは他の鳥の鳴き声と違って訴求感というのか、呼びかけられている感じがする。
ウグイスやスズメなんかは、自分に向かっては鳴いていないと確信をもって言えるけど。
最近はバイクより前にスズメのさえずり、いや激しい鳴き声で目が覚めることが多い。
家の壁が極端に薄いようで、朝方の夢の中にもその鳴き声が侵入してくる。
観察するとよくわかるが、かれらは団体でいっせいに来て、いっせいに去って行く。
だから去った後の静けさはかえって耳が痛いような無音に包まれる。
すごい2ショット
シンポジウムまとめ
出演者: 磯崎新 大澤真幸 山口二郎 柄谷行人 いとうせいこう(浅田彰 岡崎乾二郎)