| Home |
2012.01.25
雪片曲線
雪が無風状態で漂って、その軽さのままに浮いていた。
静寂の形象、沈黙の壁があっという間に形作られていた。
暖房しても部屋はいっこうに暖まらず外の世界と拮抗していた。
テオ・アンゲロプロスの訃報。
事故死とは残念でならない。
私の青春のある大きな一部を占めていた映画作家。
ちょうどDVDを購入しようかと考えていたところだった。
「旅芸人の記録」のあの長い行進シーンを撮影しているときのスタッフや役者は、
確信のないままに監督の段取りに従っていたのだろうか。
世界を解釈するのではなく、世界を変えたシーン。
「ユリシーズの瞳」以降、わたしは関心を失ってしまったが、
「狩人」のビデオテープが手元にあるだけで勇気が与えられるような作家だった。
今後何度も何度も繰り返し作品を見ていくだろう。
youtubeで全部アップされているのも恐ろしいが。
合掌。
寒すぎて布団にくるまる。
最近ドストエフスキーがすらすら読めるようになった。
シベリア!
静寂の形象、沈黙の壁があっという間に形作られていた。
暖房しても部屋はいっこうに暖まらず外の世界と拮抗していた。
テオ・アンゲロプロスの訃報。
事故死とは残念でならない。
私の青春のある大きな一部を占めていた映画作家。
ちょうどDVDを購入しようかと考えていたところだった。
「旅芸人の記録」のあの長い行進シーンを撮影しているときのスタッフや役者は、
確信のないままに監督の段取りに従っていたのだろうか。
世界を解釈するのではなく、世界を変えたシーン。
「ユリシーズの瞳」以降、わたしは関心を失ってしまったが、
「狩人」のビデオテープが手元にあるだけで勇気が与えられるような作家だった。
今後何度も何度も繰り返し作品を見ていくだろう。
youtubeで全部アップされているのも恐ろしいが。
合掌。
寒すぎて布団にくるまる。
最近ドストエフスキーがすらすら読めるようになった。
シベリア!
彼岸花さん
テオ・アンゲロプロス監督…。
私も新聞の記事で知った時、ショックでした。
知っている方だったとは言えません。
『霧の中の風景』を見て、すごい衝撃を受け、こんな映画を作るひとが
いるのだと驚きました。娘がもう彼の映画にほれ込んでいて、
『旅芸人の記録』は是非見よ、といわれていました。
いつか、と思っているうちにこんなことになってしまいました。
故国の現状をどうお思いになっていらしたでしょうか…もっともっと生きて
一本でも多くの映画を作って見せてほしい方でしたね…。
シベリア…その一言だけで、生きていくことのせつなさ厳しさを想う土地。
ドストエフスキー。トルストイの『復活』。抑留兵士。黒澤明の『デルス・ウザーラ』。
けれども、この世に生を受けたことを感謝したくなるようなイメージを
かきたてる言葉。
寒い夜はあんかがお勧めです。
あんかがなければ、大きなペットボトルに、70度くらいのお湯を入れて
しっかり栓をしてお布団温めても充分幸せですよ♪^^
私も新聞の記事で知った時、ショックでした。
知っている方だったとは言えません。
『霧の中の風景』を見て、すごい衝撃を受け、こんな映画を作るひとが
いるのだと驚きました。娘がもう彼の映画にほれ込んでいて、
『旅芸人の記録』は是非見よ、といわれていました。
いつか、と思っているうちにこんなことになってしまいました。
故国の現状をどうお思いになっていらしたでしょうか…もっともっと生きて
一本でも多くの映画を作って見せてほしい方でしたね…。
シベリア…その一言だけで、生きていくことのせつなさ厳しさを想う土地。
ドストエフスキー。トルストイの『復活』。抑留兵士。黒澤明の『デルス・ウザーラ』。
けれども、この世に生を受けたことを感謝したくなるようなイメージを
かきたてる言葉。
寒い夜はあんかがお勧めです。
あんかがなければ、大きなペットボトルに、70度くらいのお湯を入れて
しっかり栓をしてお布団温めても充分幸せですよ♪^^
2012/01/27 Fri 23:27 URL [ Edit ]
fukashi
彼岸花さん、こんにちは。
事故という形で最期をむかえるとは非常にショックです。
『旅芸人の記録』と『狩人』『アレキサンダー大王』がおすすめです。
見ることが一番の喪の形でしょう。
ここ最近の痛いくらいの寒さのせいかドストエフスキーを読みたくなります。
昔ながらの防寒の知恵はすばらしいですね。
昔、湯たんぽでやけどしてしまったことがありますが。。。涙
事故という形で最期をむかえるとは非常にショックです。
『旅芸人の記録』と『狩人』『アレキサンダー大王』がおすすめです。
見ることが一番の喪の形でしょう。
ここ最近の痛いくらいの寒さのせいかドストエフスキーを読みたくなります。
昔ながらの防寒の知恵はすばらしいですね。
昔、湯たんぽでやけどしてしまったことがありますが。。。涙
2012/01/28 Sat 18:28 URL [ Edit ]
| Home |