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雑草の氾濫はひとつの教訓である、と言ったのはドゥルーズだったか。


葉脈状にひろがる長崎の坂、裏路地の風景が脳内で反復される。
何度も何度も。
自分はつくづく視覚の人間だと思う。
人の名前は忘れても顔とか身振りや空気感とか絶対忘れない。
漢字とかも意味よりもその形状で覚えている。


小島信夫の『別れる理由』を就寝前に読んでいる。
こんなことを書いたらファンに怒られそうだが、
なにか電波系と呼ばれる文章を読んでいるときに感じるのと似たヤバさがある。
これが世界性を同時に獲得していることが恐ろしい。
4人しか入らない部屋に100人入れ込んで部屋がぶっ壊れたような小説、というような書評があった。
こんなこと書かれたら読みたくなる。


おととい発狂とか正常とかについて深く考えさせられる出来事があったが、
いまはうまく書けないので、また後日書きたい。


もう夏が近い。


少数派の諸君


作家矢作俊彦と菅直人


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