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2010.08.12
夏の墓地

今日は中上健次の命日。
人の命日とか誕生日とかを意識する方ではないが、中上は和歌山の新宮までお墓参りに行ったせいかこのお盆近くの時期になると思い起こしてしまう。
暑いときに中上の墓を見つけるのはとても苦労した。
新宮のこの墓地周辺にはジャスコかなんかの巨大店舗があって、まさに金太郎飴のようなジャスコ的郊外がそこにあった。中上の作品の痕跡を町の細部に求めようとするも、そんなものはどこにもなかった。神倉神社の巨岩が新宮の町を睨んでいた。
もう何度も諦めようかと思っているうちになんとか墓前まで辿り着いた。
人の墓を見つけるのは難しいというのは大切な真理であるような気がした。
sumito
こんにちは^^fukashiさん。
素晴らしい行為ですね。頭が下がります。
好きな作家です。紀州の人種差別について
かなり実地見聞をされて、民俗学的ないい本
を書いています。僕は「火まつり」が特に好き
ですけど。山仕事がなくなり、過疎化は深刻
ですね。山と生きる・・・・・・
素晴らしい行為ですね。頭が下がります。
好きな作家です。紀州の人種差別について
かなり実地見聞をされて、民俗学的ないい本
を書いています。僕は「火まつり」が特に好き
ですけど。山仕事がなくなり、過疎化は深刻
ですね。山と生きる・・・・・・
n.fukashi
いえいえ、そんなたいそうな事ではありませんが。。
中上の小説は昔の林業の描写が多く、さすが木の国紀州という感じです。
熊野とか吉野、高野や伊勢などこのエリアは日本の霊性の中枢ですね。そういう聖なる部分と被差別がはげしくせめぎあっているのかもしれません。そういうのを中上は見ていた。
中上の小説は昔の林業の描写が多く、さすが木の国紀州という感じです。
熊野とか吉野、高野や伊勢などこのエリアは日本の霊性の中枢ですね。そういう聖なる部分と被差別がはげしくせめぎあっているのかもしれません。そういうのを中上は見ていた。
2010/08/13 Fri 18:39 URL [ Edit ]
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