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2010.06.21 解散が正しい
くねくね


鏡を見たら髪が短くなっているのに一瞬おどろいた。
髪を切ったことを忘れていた。
鏡がなければわからないことだらけ。
「自分」というものは、そういったものに支えられているにすぎない。

わからない不安から解放されたい。
わからないままでも案外大丈夫なのだと思う。

インドの文化に触れる集まりみたいなものに参加した。
インドのヨーガや思想などに多いに惹かれるものがあるが、
インド人のような格好をしている日本人やその集団を見ると異様に冷めてしまう。
この違和感、拒絶感に我ながら驚いた。
自然農法や循環思想など語られること実践されていることは間違ってはいないのに、
こういう組織性のなかで語られると、引いてしまう。


fukashi氏はインドの思想家クリシュナムルティを偏愛している。
クリシュナムルティは1929年に自身の率いる教団を解散している。
以下彼の言葉。

「宗教組織や組織的な活動によって真理に到達することは不可能である。自分は追随者は望まない。永遠を見つめ、真に生き、何の束縛も受けない自由な人間がいてくれれば充分である」


「真理はそこへ至る道のない土地である(Truth is pathless land)」


自分自身のなかにも解散すべきものが多く見受けられる。
自由な人間。
ひとつひとつ解散していく。

組織というのは力ではあっても、真理からは遠ざかるものなのだ。


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