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テレビでこの人はめちゃくちゃ素敵な笑顔の女性だなあと思っていたら、梨花だった。
バラエティのイメージが強かったので、梨花だとはつゆとも思えなかった。
イメージ!

デジタル放送では出演者たちの皮膚の肌理までよく見える。
龍馬伝なんか見ると、皆どーらんを顔に塗っているのがよくわかる。
メイクもデジタルに適した方法が開発されるかもしれない。

坂本龍馬という男はつくづく時代の支配的な思考からフリーな人だったのだと思った。
切腹とか人斬りだとか、あるいは攘夷や土佐といったものでさえ彼を支配することはできなかった。
そういった時代が強制する枠組みの外にいるということは相当に難しい。

たとえば現在でいえば、どのようなことなるのだろうか。

お金が万能であるかのような現在の世界から自由であること。孤独というものを強制されたり、なにか競争に勝つことが主眼だったり、体育会系の人間がウケがよかったり、もたついたり、ためらったりすることが忌避される。経済原則から遠く離れた事は無駄なこととして排除される。そんな世界から自由であるため方法は、まずすべてを疑ってみることだろう。そしてクレイジーであること。笑われること。

いろんなものが待ち構えている。

それは情や欲、あるときは愛といったものに扮装して、われわれを絡めとろうとする。

自分自身であることが、一生をかけたそれぞれのテーマなのだと思う。

しかしそう語った瞬間に「自分探し」という言葉が社会の側から優しげに差しだされて翻弄しようとする。
それに付随した商品が開発される。

そんなときは猫とか鳥の鳴き声を聴けばいい。
干した布団の太陽のにおいとか。





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